文庫本一冊で昼休みを平静に乗り切る
本棚もシンプルにシンプルにしているので
新しく書籍を買う場合は、ほぼkindle版なのだけれど
”どこから読んでもらってもかまわない”
というスタンスが好きで、
森博嗣先生のエッセイ(文庫版)は毎年購入しております。
クリームシリーズって呼ばれてるみたいですね。
まず、なんで書籍形式で持っているかというと
当初は
話しかけるなオーラを醸し出す為の小道具でしたw
申し訳ない理由で恐縮ですが(汗)
前の会社の経験から…
昼食は社内で食べることが多かったのですが、
”休憩中”の人間に話しかけてくる人が多いこと多いこと…
ある程度円滑なコミュニケーションは必要です。
でも、ランチの時のお話しってね、たいてい意味がない。
意味がないだけならまだいいけど、
悪口が多いんですよね…
聞いてただけなのに
片棒を担がされたりさw
もはやトラウマもんなんですよ。
そんな繋がりはさくっと断捨離♪
といっても…波風立てずにていよく逃げるのだ。。
んで、何をしていたら話しかけられにくいだろうか…
と、以下の3パターンを試したんですね
1)仕事関連の資料を読む(ふりをする)※休憩中なのでふり
2)読書する
3)寝る
1)は、プリントアウトしたら2)と似たような結果
2)は、電子だと効果なし…遊んでるようにみえた?w
3)は、個人的には…寝たら平気かな!?と思ったのに
一番アウトだったので不思議でした…(IT業種だからかもですが)
とりあえず、
何か紙…
本か、資料束か、を掴んで読んでいると
話しかけられにくい
と学習
ただ、文庫サイズのものとなると…
小説は、昼休み途中まで読んで経過が気になる;;;
なんてことがあり、
精神衛生上よくなかったのでw
サクッと読める書籍、
何か、探そう!
と相成ったわけです。。
実に、本当に動機が不純すぎるww
でも、これをしたおかげで
森先生のエッセイに出会ったので結果オーライかな?
森先生の呟きに補足的文章を加えたもので、
脈絡のない事柄を百項目でまとめたエッセイ集「つぶやきのクリーム」
著者自身もまえがきで
”どこから読んでもらってもかまわない”としているし
後のエッセイで、
この百の書流しを素麺に例え
”好みの汁で食されるがよろしい”とも書いている
確かに、どこを開いてもどこからでも読めるので
私にはうってつけだったのですよ。しおりいらず。
※開いたページの左右で1篇が読み終わってしまうスタイル
この完結形式が一種、ミニマリズム調な気もする…
観察からの意見(否定的なものも含む)の集合体
きれいごとの寄せ集め文章集ではないから、
好みは分かれそうだけど。
エッセイってそういうものですかね?
もう、会社が変わっているので、
私も小脇に抱えている必要もないのに
シリーズ何作か買って手元にあるのは…
まぁ…好きなんですよね、はい。
好みの書籍と昼休みの平穏を手に入れられたのでほどほど満足
それと、これを書いている時に、
最新のシリーズが去年の11月に出ていたことを知り(遅
明日の帰りは書店に立ち寄ってこようと思うのでした^^